最先端の自動溶接ロボットの導入で、溶接加工のクオリティと効率化を両立

ファイバーレーザー溶接システム アマダFLW-4000M3

三進化学工業 鈑金加工 アマダ 溶接ロボット

高出力ファイバーレーザー

レーザー媒質にガラスファイバーを使った固体レーザーの一種です。ビーム品質、エネルギー効率、スペース効率、出力パワー及びビームの安定性、信頼性などの面において、他の固体結晶や気体をレーザー媒質とする高出力レーザーより優れており、レーザー加工の分野で主役となりつつあります。

鈑金加工において溶接は、加工した部材を組み合わせて、製品として仕上げるための極めて重要な工程です。
SANSHINは最先端のファイバーレーザー溶接ロボットと、ベテランの作業者による熟練の技を必要に応じて使い分け、均一で安定した製品づくりを行っています。
三進化学工業 板金加工 アマダ 溶接ロボット

主とする溶接の種類はTIG溶接、CO2溶接、スポット溶接、レーザー溶接の4種類。それぞれの溶接方法の長所を組み合わせて、複合的な溶接加工で作業にあたっています。なかでも使用頻度の高いTIG溶接は、SANSHINの得意とするところです。
また、最先端のファイバーレーザーマシンを使ったロボット溶接では機密性の高いなめらかな溶接と、金属に対する高い吸収率を利用したアルミや銅など様々な金属の溶接を可能にし、これまで多くの時間を費やしていた仕上げや歪取りの作業を削減。
溶接工程の全体のリードタイムを大幅に削減することができました。
SANSHINは、あらたな溶接分野として医療、食品、理化学などを視野にお客様に満足していただけるように努力してまいります。
三進化学工業 レーザーロボット 溶接 板金加工 制御盤 操作盤 製作製造 塗装

CO2溶接(炭酸ガス溶接)
炭酸ガスを使用した半自動アーク溶接です。「溶着速度が速い」「溶着効率が高い」「溶着部の品質が優れている」「取り扱いが簡単」などの特徴があり、また、コストも比較的低いことから、今では鈑金加工における溶接の代名詞にもなっています。
溶接作業では熟練工の鋭い五感が求められます。
三進化学工業 板金加工 溶接技術
TIG溶接(タングステン・イナート・ガス溶接)
アーク溶接の一種で電極にタングステン、シールドガスにイナートガスを使用した溶接方法です。薄板から厚板まで必要な溶け込みが確実に、しかも均一に得られので高品質な溶接が可能です。
アルミやステンレスなどの一般製品から航空・宇宙関連機器などに幅広く利用されています。
三進化学工業 板金加工 溶接技術
スポット溶接(点溶接)
電気抵抗溶接の一種で、2枚の金属板を重ね合わせ、これを丸棒状の銅合金電極で加圧しながら通電します。
通電された金属材料は、抵抗熱により局所的に溶融状態となり、電極からの圧力が加わった天井に圧接されます。1カ所あたりの溶接時間が短くすむため、作業効率が良い溶接方法として広く使われています。
三進化学工業 板金加工 溶接技術